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時事ジャーナルから【 韓国・日本の間で定位置を失った国宝284号、初彫本大般若経 】


<管理人の独り言>
※記録・資料用の過去記事(2008.06.09  15:42)翻訳です。 ネチズンのコメントはありません。
韓国人による文化財窃盗事件として最近は対馬の仏像が有名ですが、以前から韓国人による文化財窃盗ビジネスは横行していて、中でも有名なのが1994年に盗難にあった『初彫高麗版大般若経』です。

『初彫高麗版大般若経』は長崎県壱岐の安国寺に伝わる仏教経典で、1975年6月12日に日本の重要文化財として指定されました。

それが、1994年7月23日、『初彫高麗版大般若経』591帖のうち493帖が宝物殿から盗まれていることが発覚します。1995年にシミや汚れ、巻末の署名などが酷似したもの3帖が韓国で「発見」されますが、何事も無かったかのように韓国政府は国宝284号に指定。外務省は1998年に韓国政府に対して調査を依頼しましたが、韓国側から個人所有であり「要請にこたえることは難しい」との回答があり返還は認められませんでした。

この翻訳元の記事は、盗難疑惑が残る『初彫高麗版大般若経』について書かれたものです。
※記事中では『初彫高麗版大般若経』を韓国式の『初彫本大般若経』として翻訳しています。



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韓国・日本の間で定位置を失った国宝284号、初彫本大般若経

時事ジャーナル
2008.06.09 15:42



日本の安国寺側、初彫本大般若経の盗難を主張・両国の所有権紛争の兆し...国宝指定を延期した柳相玉(ユ・サンオク)コリアナ会長の買い取り背景も注目


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▲初彫本大般若経を所有している柳相玉(ユ・サンオク)コリアナ会長


国宝第284号である初彫本大般若経(以下、初彫大蔵経本)の所有権をめぐって韓日両国が先鋭な葛藤をもたらしている。 1997年、日本の寺院である安国寺が保有していたと推定される初彫大蔵経本の一部が韓国の国宝に登録されたのが禍根だ。 日本の外務省まで乗り出して、初彫大蔵経本が韓国に渡った経緯を明らかにせよと韓国政府に圧力をかけており、ややもすると外交紛争に飛び火する兆しさえ現れている。

初彫大蔵経本は高麗時代の顕宗2年(1011年)に制作されたもので、海印寺八萬大蔵経(再彫大蔵経)の母体となった。 しかし高宗19年(1232年)モンゴル軍の侵入によりこの木版がほとんど焼失し、現在は版本の一部が民間から伝わっている。

このうち600冊が日本に流れ、これまで安国寺で保管されてきた。 日本政府は1975年に初彫大蔵経本を国の重要文化財に指定し国宝のように管理している。

日本は計600冊の初盤本のうち約500冊が1990年代初めに韓国に密搬入され、1997年には巻第162、170、463の3冊が文化財庁により韓国国宝に指定されたと主張している。 3冊の国宝は現在、柳相玉(ユ・サンオク)コリアナ会長が所有している。

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▲日本の安国寺


日本外務省、韓国政府に対し真相調査を要求

日本の安国寺側は、盗難にあった文化財が韓国で何事も無かったかのように国宝に変身したとして、現地警察に捜査を依頼した状態だという。

所有者の柳相玉(ユ・サンオク)コリアナ化粧品の会長は、このような状況の変化に当惑している。 ユ会長は、財界では有名な文化財収集マニアで通っている。 この30年間あまりで集めた各種の遺物だけで1万点あまりに達する。 2003年にはこれまで集めた遺物でコリアナ博物館を開館した。 しかし、彼が高い価格で買い入れた国宝が盗まれた日本文化財だという噂が持ち上がり、困っているという。

ユ会長側は現在、「盗難品とは知らなかった」という立場を明らかにしている。 コリアナ博物館の関係者は、「(ユ会長が)初彫大蔵経本を購入した時点で、すでに国宝に指定されていた。 販売者を信頼して購入したが、立場が難しくなった」と話した。

しかし国宝指定の背景やユ会長の買い取りルートが透明ではなく、日本側に攻撃の口実を与えている。 美術評論家の金浩年(キム・ホニョン)氏は「初彫大蔵経本は1990年代、大邱の遺物収集商人チョ・アムゲ氏によって初めて国内に流通された。 しかしその後チョさんが他界したため、正確な購入ルートは誰も知らない」と語った。

事情がこのように複雑になると、文化財庁は残りの初彫大蔵経本に対する国宝指定を無期限延期した。 文化財自体は同じものだが、あるものは国宝に指定され、あるものは指定されない、奇妙な状況になったのだ。

美術評論家の金浩年(キム・ホニョン)氏は「論争が激しくなると、文化財庁が初彫大蔵経本に対する国宝の追加指定を先送りしたと聞いている。 これにより公平性の問題まで提起されている」と述べた。

これに関し文化財庁側は「審査が難しくなったためであり、国宝指定を先送りしたわけではない」と釈明した。 パク・スヒ文化財庁動産文化財科学芸研究士は「文化財としての価値があるとしても問題のある場合、国家指定文化財に指定しないこともある」と説明した。

過去には国宝指定のための審査を行う際、買い入れ経緯などをあまり気にしなかった。 文化財的価値があるかどうかだけ検討した。 しかし、最近、関連規定が強化され、審査過程も厳しくなったという。

続いて「国立博物館のような国家機関の場合、文化財庁に直接国宝申請をすることができるが、個人は自治体を経なければならない。 自治体が阻止するなら、我々もどうしようもないのではないか」と反問した。

しかし美術界の内外では文化財庁が韓日間の微妙な関係を意識して国宝指定をしないものと判断している。 日本側の抗議が尋常でないため、外交摩擦につながる可能性を憂慮し、事前措置を取ったという説明だ。  

日本政府はすでに、韓国外交部に公式的な真相調査を要請している。 日本のマスコミも「安国寺で盗難にあった宝物が韓国で国宝になっている」という内容の報道が相次いでいる。 日本のネチズンは関連サイトを通じて非難攻勢を繰り広げている。 あるネチズンは「韓国は日本が強奪した文化財を返してほしい」と要求してきた。 それなら日本で盗まれた初彫大蔵経本から返すべきではないか」と皮肉った。

政府は公式には乗り出し難いと吐露する。 初彫大蔵経本の大半が個人の所蔵品であるため、国家が介入して調査する名分がないということだ。 外交部の関係者は、「日本側では盗難を主張しているが、これを立証する証拠は提示できていない。 現在、国内に流通している文化財も所有者が個人であるため、調査に困難を来たしている。 関係当局が日本にこうした困難を通報したと聞いている」と述べた。

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▲韓国高麗(コリョ)大蔵経研究所の研究員たちが、京都にある南禅寺が所蔵する初彫大蔵経本を日本側と共同調査している


文化財取引の透明性を高める対策づくりが急がれる

一部では、柳想玉(ユ・サンオク)会長が初彫大蔵経本を保有するようになった背景に疑問を提起している。 文化財を元の場所に戻す事務総長のヘムン僧侶は「つい最近まで出所が不明な国宝級文化財が『善意取得』という理由で法網を避け、何の制裁もなく取引されていた。 法的に問題はないが、出所が不明なだけにこれを明確に区分する必要がある」と強調した。

統合民主党の孫鳳淑(ソン・ボンスク)元議員は、「文化財は、ほとんどが金があり力のある人が所有しており、所蔵の経緯も明らかでない。 文化財取引の透明性を高めるための措置を至急設けるべきだ」と主張した。


ソース
http://www.sisajournal.com/news/articleView.html?idxno=123416
魚拓
https://archive.vn/5Osnd




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